お手紙リレーはどうして始まったか

お手紙リレーが始まったのは、2020年4月。ちょうど、日本全体が「コロナ禍」の中にあり、閉塞感があった時期でした。開始当初の当社ページを引用すると、

今、私達、日本人は外出自粛を余儀なくされています。不要不急の外出は控えなければならない状況です。しかし、人間はコミュニケーションを取らないと精神的に厳しい動物です。楽しみがないと生きにくい動物です。

そこで、弊社にできることがないかと考えた時、以前、やった暑中見舞い企画を思い出しました。今回はそれをリレー形式でできないかと考えました。ある方が書いた手紙を別の知らない誰かにお送りする。これをあたぼうがチェーンの間に入って、中継していくのです。

株式会社あたぼう あたぼうステーショナリーページから

などとあります。つまり、みなさんと一緒に困難を乗り越えたいという意図から始まったものです。医療従事者のみなさんにも役立ちたいという意味も込めて、寄付も行いました。

第一期の期間中(4月19日~5月31日:40日間)、200通を超えるお手紙がやり取りされ、参加者がいらした県は37都道府県に上りました。

当初は一発者の企画と考えていましたが、第一期中から「これは有料でも続けてほしい」という声が聞かれ、継続していくことに決めました。

当初の精神を忘れず、第二期以後も進みたいと思います。